2024.5.8
セラミックによる咬み合わせの治療(tooth wear症例)
【治療前】
【治療後】
【治療前】
【治療後】
【治療前】
【治療後】
【治療前】
【治療後】
担当歯科医師:院長 設楽健雄 医師紹介
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咬合器装着により、咬み合わせの問題点を診断する
術前の顎位では、歯ぎしりにより削れており被せ物を入れるスペースがない
新たな顎位へ誘導することで、被せ物のスペースを確保することが可能
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最終的な被せ物などを想定したモデルを作製する。これにより治療計画が完成する。
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まずは全体的な咬み合わせを安定させる。
不良補綴物は除去し、必要な部分には根管治療及び支台築造を行った後仮歯を装着する
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プロビジョナルレストレーションにて審美・咬合を口腔内で確認
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プロビジョナルレストレーションで審美・機能の両面で問題がなければ最終的な補綴物(セラミック)を装着する。
症例 |
60代女性 |
主訴 |
うまく咬めない。
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治療回数 |
治療回数:85回(処置開始〜最終補綴物装着までおよそ2年) |
治療費の種別 |
自由診療(自費) |
治療費用 |
・咬合診査(術前の咬み合わせの検査)¥16,500(税込)
・下顎前歯(マウスピースによる歯列改善)¥275,000(税込)
・上顎 e-maxクラウン 1歯あたり¥88,000×14本(税込)
・下顎 e-maxクラウン 1歯あたり¥88,000×6本(税込)
・左下第1、第2大臼歯 インプラント上部構造(ストローマン) 1歯あたり¥198,000×2本(税込)
合計 2,447,500(税込) |
リスク・副作用等 |
・e-maxは金属の補綴物と比較し、歯質の削除量がやや多い。また、機械的強度は高いが破損する場合がある。
・生活歯を削る場合、しみる症状がでる場合がある。
・神経の処置(根管治療)やコア(土台)の処置が被せ物装着前に必要な場合がある。
・歯ぎしりや食いしばりのある方は、破損、脱落のリスクが高いため夜間のマウスピース装着を推奨します。
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コメント |
咬み合わせは左右均等な接触、及び下顎が運動した際の接触状態が非常に重要です。治療流れとしては顎位の安定を図った後、下顎前歯の位置を決定することがスタートとなります。そのため、今回は下顎前歯の矯正治療を採用しております。
全ての方にこのような治療法を選択するわけではありませんが、もし咬み合わせでお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。
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- すべての方に上記のような治療結果を保証するものではありません。
- 治療の際には、必要な検査を行うとともに十分な説明とカウンセリングを行い、ご理解とご納得いただいたうえで治療させていただいております。
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